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「血糖値:正常」健康診断の結果は大丈夫だったのに……。血糖値の急上昇によって起こる突然死や認知症のリスク「血糖値スパイク」が注目されています。今回は、糖尿病ではないのに、健康診断では発見しにくい血糖値異常「血糖値スパイク」についてご紹介します。

血糖値スパイクとは?

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血糖値とは、血中に含まれる糖分の量で、一定値より高い値が続くと「糖尿病」とされます。血糖値は、健康診断の検査項目に入っていますが“空腹時”で検査を行います。
しかし、血糖値スパイクは、食後の数時間だけ“急激に上昇”し、普段は正常なため健康診断では見つけにくいことがわかってきました。青線は、健康な人の血糖値の変化。赤線は、血糖値スパイクの血糖値の変化です。食後に急激に上昇した後、正常に戻っているのがわかります。

血糖値スパイクのリスク

血糖値スパイクを起こすと、次のようなリスクがあることがわかってきました。

■心筋梗塞や脳梗塞:血糖値の急上昇を繰り返すと“活性酸素”が大量に発生し血管を傷つけます。傷ついた血管は、修復しようとして内壁を厚くして「動脈硬化」が進行します。

■認知症:血糖値が上昇するとインスリンが分泌され、正常値に戻します。血糖値スパイクが起きると、大量のインスリンが分泌されます。しかし、インスリンが高い状態は、アルツハイマー型認知症の原因である「アミロイドベータ」という老廃物の蓄積を促している可能性が指摘されています。

■がん:インスリンの高い状態は、がん細胞の増殖を促す可能性が指摘されています。

働き盛りの65人のうち20人に起きている

血糖値スパイクは、「やせ型の20代女性の5人に1人に起きている」というデータもあり、誰にでも起こりうるリスクです。

血糖値スパイクのチェック

血糖値スパイクは、NHKスペシャルのWEBサイトでチェックできます。

■血糖値スパイク危険度チェックは、こちら!

血糖値スパイクを解消する3つの方法

血糖値スパイクは、食生活などの改善によって防ぐことができます。

①食事の順番を変える

食事のメニューで「野菜」→「肉・魚」→「ご飯・パン」の順番で食べます。先に野菜を食べると食物繊維が腸壁をブロックし、糖の吸収をゆっくりさせます。

②食後の軽い運動

食後は、消化を高めるために胃腸に血液が集中します。そこで食後に歩くなど、軽い運動を行うことでエネルギーの胃腸への集中を防ぎ、吸収を弱めます。

③朝食をきちんと食べる

朝食を抜くと、昼食に血糖値スパイクのリスクが高まることがわかってきました。きちんと朝昼晩食べることが大切です。

規則正しい生活で、血糖値スパイクのリスクを減らす

実は、血糖値スパイクのリスクを減らす方法は、糖尿病の予防と同じです。健康診断で「血糖値が正常値」でも、日頃の規則正しい生活を心がけましょう。