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お腹が痛い

女優の菊川怜さんが2月19日、レギュラー出演するフジテレビ系「とくダネ!」の生放送中、体調不良のため、番組を途中で退席。所属事務所によると、病院で「急性胃腸炎」と診断されたそうです。今回は、急性胃腸炎とはどんな病気なのか?その予防法は?などを紹介します。

急性胃腸炎とは?

おう吐や下痢をともなう病気で、一過性のものをいいます。一般的に、おう吐は胃炎、下痢は腸炎の症状を示します。主に微生物やその毒素など香原因で、「感染症型」と「毒素型」に分けられます。微生物には、ウイルス、細菌、原虫などがあります。

症状の現れ方

ウイルス性と細菌性によって症状が違います。

■ウイルス性の症状
水のような下痢便が特徴です。ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスなどで、冬場に多く見られます。

■細菌性の症状

おう吐や下痢のほか、重症化すると血液が混入した、あるいはのう性の下痢便、発熱、腹痛などを伴い、ショック症状を起こすことがあります。サルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、病原性大腸菌などで、夏場に多く見られます

どのように感染にするのか?

■ウイルス性の感染
  • ロタウイルスの感染:経口感染が主で、保育園などでの集団感染がみられます。
  • ノロウイルスの感染:生カキやホタテ貝などの二枚貝やサラダ、汚染された飲料水など、食べ物や調理人の手などを介して感染。成人におけるウイルス性食中毒の主な原因です。
■細菌性の感染

細菌性では食品に付着、増殖した細菌により感染するもので、人から人への感染はウイルスよりも起きにくいとされています。

予防法

ウイルス性感染性胃腸炎では、感染者との接触や汚染された水・食品を介して経口的に感染します。このため日頃から手洗い(特にトイレの後や調理の前)やうがいが重要です。ノロウイルスやロタウイルスは、アルコール除菌が効きません。次亜塩素酸ナトリウムで消毒する必要があります。

消毒剤のつくり方と使い方

次亜塩素酸ナトリウムは、市販の漂白剤(塩素濃度約5%)である「ハイター」や「ブリーチ」を250倍希釈して作ることができます( 例:5Lの水に漂白剤を20ml)。消毒剤は、スプレーボトルなどに入れて使用します。ハイターとブリーチの違いは、洗浄成分の有無です。

  • ハイター:次亜塩酸ナトリウム+洗浄成分
  • ブリーチ:次亜塩酸ナトリウム

まとめ

冬の急性胃腸炎は、ウイルス性が主な原因です。寒いから安心というわけでなく、日頃の手洗いやうがい、調理器具の次亜塩酸ナトリウムによる消毒を心がけるようにしましょう!